それが1番大事!最悪の事態を好転させた団長の思い出〜茶色組の歌〜

仕事で責任のある何かを任された時、気負いしてパフォーマンスが落ちる私です。

私ときたらどこか自信があって、どこか自信が無くて… 思い切って言った発言も空回りしたり、気合い入り過ぎて人を傷つけることになったりします。いつも手探りです。この手の悩みを抱えると過去の先輩や上司のことを思い出しては考えます。今まで批判してきた先輩や上司以上になれてるの?と。

寝る前もモヤモヤ考えます。もうこういうのは天性の素質なのでは無いだろうか。とどのつまり…私は人をまとめるのが苦手なんじゃなかろうか…と…。しゅん…

先日、急に思い出した思い出話があります。遠出した帰り道、眠気覚ましにApple Musicで色々聴いていて、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」が流れてきました。

負けないこと、投げださないこと、逃げださないこと、信じ抜くこと。ダメになりそうな時、それが1番大事

この曲には高校二年生の体育祭の思い出が詰まっています。一風変わったものなのです。

高校の体育祭は1年から3年まで縦割り対抗戦でした。各組の色があって、その色のハチマキを各自手作りで持参するのです。好きな人のハチマキを作ったり、もらったり、そんなジンクスみたいなイベントも付いてきます。

我らの組の団長は、少しユーモラスな雰囲気の先輩でした。ある日、組の集会で団長は言いました。

「みんな… 聞いてくれ。俺たちの色が決まった… 。ジャンケンに負けて……茶色に決定した!申し訳ない!」

ドヨドヨ…(えー!茶色ー!ないわー!最悪ー!かっこ悪〜!)ドヨドヨ…

手元に何やらプリントが配られた。茶色組の歌の歌詞のようだった。

みんなそれを読んで…大笑い!

(「それが大事」のメロディで)

「〜♪この色見るだけでウン◯と言う人もいるけど〜 散々わがまま言った後、茶色への思いは変わらないけど〜♪」

(ウン◯って言うの恥ずかしかったよ…)

「茶色〜組に〜なったのが恥ずかしいんじゃなくて〜茶色〜組が〜ビリにでもなる方が〜切ない〜 ウォゥウォオー!負けないこと逃げださないこと信じ抜くこと…」

練習で1番大きな声で歌う団長。つられて歌うみんな。茶色組は一致団結。応援部門のランキング…は、覚えてないけど。とにかく楽しくて、茶色組で良かったと心から思ったくらいでした。

冒頭の話に戻りますが、責任あることを任され、それが最悪の事態に陥った時、私はどうしてもポジティブになれませんでした。

「それが大事」を久しぶりに聴いて考えたのは歌詞のメッセージ性もさることながら、なんといっても、茶色組団長の機転と、リーダーシップ。高校生ながら、あれは凄かったのではないか、ということ。

高校生活の思い出に残る場面で「茶色組」であることは、どれだけ最悪なことであったか。団長のプレッシャーは計り知れません。ガッカリする男子(女子にハチマキ渡すのは大体男子から女子だから)の気持ちを…カッコ悪〜先輩最悪〜…みたいな女子の気持ちを… マルっとポジティブな思い出にしてしまったのだから、本当にすごい。

本当は分かってた… 誰だって正解なんて分からない。

私に足りないものは自信と余裕。もう変えられない自分の考えやキャラで行くしかない。壁にぶち当たったら、先輩のように、笑顔の渦に周りを巻き込みながら、自分が1番大きな声で歌えばいい。

名前も覚えてないけれど、団長、ありがとうございます。